更新日: 2026-07-18
同じPDFでも、見た目が読めることと、文字を検索・選択できることは別である。紙をスキャンしただけのPDFは画像データだけを含み、検索窓に語句を入れても見つからないことがある。OCRを実行すると、元画像の上に検索用のテキストレイヤーが作られる。
| 操作 | 結果 | PDFの状態 | 次の選択 |
|---|---|---|---|
| 文字をドラッグして選択できる | 文章の一部を選べる | 既にテキストを含む可能性が高い | OCRを重ねず検索精度を確認 |
| 文字を選べず、ページ全体が画像のように動く | 画像だけの可能性 | OCR前のスキャンPDF | OCRでテキストレイヤーを作る |
| 一部だけ選べる | 混在 | テキストページと画像ページが混在 | OCRの対象ページを限定 |
| 検索できるが誤認識が多い | テキストはある | OCR結果の品質に問題 | 原本を残して設定・解像度を見直す |
見た目だけで判断せず、コピーしたテキストをメモ帳へ貼り付けて、意味のある文字列になるかも確認する。空白や改行が崩れていても、検索用のテキストレイヤーが存在する場合がある。
Adobeは、OCRや編集の前に元のスキャンPDFのバックアップを保存するよう案内している。OCR後にレイアウトや文字が変わっても、元画像へ戻れるようにするためだ。ファイル名に「原本」「OCR後」などの役割を付け、同じファイルを上書きしない。
検索できるようになっても、認識が正しいとは限らない。検索性と正確性を別の検査にすることで、後から誤った引用や集計を作りにくい。
注: OCRの正確性を保証するものではない。重要な内容は原本と照合する。